(転記)献体ではなく献脳
献体
病状や、生活環境、病院の体制などで出来る事、出来ない事を色々と勉強させて貰いました。中でも、妻が亡くなくなった後の事。当初、真っ先に思い浮かんだのが献体でした。
過去には、本人が望んでもご家族が同意せずに登録出来なかったケースもあるそうですし、登録はしたけど履行されなかったケースもあるそうです。当たり前の事ですが、亡くなった方自身は亡くなった後に意思決定は出来ないですし、亡くなってからの時間を過ごされるのはご遺族です。
登録したい本人の意思を酌んだけど直面してみて気持ちの整理が出来ず、不履行にされる事は全然ありだと思います。ただ、葬儀代や火葬代を浮かせたい、遺族を信頼出来ないなどなどコンビニ受診ならぬコンビニ献体(そんな通称かは不明)が少しずつ問題になっているそうです。事務や担当者の対応が難しくなる為、軽いお気持ちでの申し込みには、明確に反対します。
※別件ですが、骨髄ドナー登録者数増に対して適応者の提供率の低さにガッカリしました。
献脳
資料を取り寄せて拝見すると、献体の様に身体全体を提供するのではなく、研究対象となる脳組織を検体として活用して頂くものでした。
早速、ご担当者とメールでやりとりをさせて頂き、ハンチントン病も当てはまる研究でしたので、こちらに登録させて頂きました。
その為、担当医に死後の組織摘出と保管施設までの搬送手続きのご回答を頂くのにかなり時間を要しました。
現在もで、確実に処置して頂ける確約は頂いていないのですが、議題などに上げて頂いている様です。残り時間がどれだけあるか分かりませんが、少しずつでも話しが進む様に、ご協力を頂くほかありません。
かかりつけ病院にしなくても、カルテを作って置き、いざとなった対応して貰える様にしておくだけでもアリかなと思います。
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