入院中の事(2019.09.11)


病室移動





2週間の入院予定も半分が過ぎ、ベットのメンテナンスに併せて 有難い事に 4人部屋から2人部屋に移動になりました。同室の方ともお話しが出来る位になったので、付き添いの際に気を使い過ぎなくてもいい音量で話しが出来る様になりました。




今回から【洗濯物入れ】を採用する様になり、クローゼットの宝(忘れ物)探しをする必要が無くなったので、非常にスムーズに移動する事が出来ました。




病室移動と同じ日に、半年に1回行われる鎮静を掛けてのPEG交換と鎮静ついでにマウスピースの型取りをして頂きました。




鎮静とPEG交換





PEG交換は、在宅でも外来受診でも行われ、当日には入浴も行える処置になります。しかし、妻が患っているハンチントン病では不随意運動が出てしまうので、処置の安全性を高める意味でも、また処置後に手が当たり出血が無い様にするために入院処置を取って頂いています。




妻の場合は、肘から曲がる動きが強く出ているので点滴や注射を打つ時には足にされる場合が多いです。




足にプスッと




因みに、写真の右足親指にも付いていますが、自宅でも血中酸素をモニターする為のセンサーも足に付けています。特に問題は無い様なので、ケーブルを引っ張られて棚から本体を落とされるよりかはマシだと思います。




折角の病院で行う処置なので、鎮静を掛けながら処置室までベットで移動して内視鏡を使って交換をして頂きました。処置室に入った事を見届けて、病室で待つ事30分。Nintendo Switchの99テトリスで狙い撃ちをされて、天を仰いでいる最中に戻って来たので少し恥ずかしかったです。




鎮静が解け切らないうちに今度は、歯科の方から型取りに来て下さいと声が掛かりました。




鎮静と歯科





歯科の処置室は外来の方々も利用される所になるので、ペット移動ではなくストレッチャーに移乗して移動を行いました。今度の鎮静処置は、ご担当頂いている研修医がされていたので、看護師ではなく指導医が付き添われていました。




研修頑張って。そして、この病院のこの科に残って。




研修医に自主性を持たせながら適切に指導される指導医。その指導医に「懐かしい光景ですね」と声を掛けさせて頂きました。「もうこんな立場になっちゃいました(笑)」というご回答。指導されていた医師が研修時代に妻を受け持って頂き、その後も度々ご対応頂いていた方だったので、予期せぬ所で時の流れを感じ、少し感慨に耽ってウルッと来てしまいました。




処置室に到着し、口腔ケアを行った後にピンクの型取りジェル?スライム?が入れられました。なかなか、客観的に見る光景ではないので興味津々に覗き込んでいる間も真剣な面持ちで鎮静用の注射器とモニターを睨んでいる研修医。希望される科が、神経内科でありますようにと心の中で拝んでしまいました。




処置も中ごろ、問題なさそうなのか色々とお話しをさせて頂きました。その中で、「この前のCTを撮った時より安定していますね」『ん?CT撮ったの??』「あの時は鎮静で酸素が下がったので、今回も酸素を用意しましたけど必要なさそうですね」『ん?鎮静も掛けたの??』。まぁ、別にいいんですけど。結果は教えてね。




上の歯の型取りと鎮静が上手く行っていたので、下の歯の型取りも行い目的は達成出来ました。しかし、経過観察で止まっていた虫歯が進行し始めたらしく、全身麻酔を使用した処置を行わないといけないとご指摘を頂きました。先生らの話が進んでいる中に「入退院対応が大変なので、可能であれば今回の入院の延長して対応出来ないか」とこちらの意見をお話しさせて頂きましたが、神経内科・歯科とも対応が難しいとの事で、10月に改めて入院して下さいと告げられました。




退院までもうちょっと





現段階では、18日に退院となっているので妻に付き添う時間を減らして大掃除のラストスパートです。




取りあえず、バルサンとベットメンテナンスは終わっているので、もう一度高い所や狭い所の埃を掃除しておこうと思います。




達筆?過ぎて読めない







心の声





・9月に入院時期を選んでいるのは、夏休み明け、研修医が居られる、NFLが開幕して暇潰しに熱中できる。




・車いす介助に最適だった傘が壊れた。しかも、販売&生産終了という事実。




  • サンコー がっちりニコイチ傘




・千葉在住の家族会の方々は大丈夫だろうか。心配だ。




・最近、やけに英文のコメントを頂く。諸外国は日本より患者数が多いからかな。もう少し為になる事を書かなきゃw。




・スパム、怖い。

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別のブログサイトで書いていた記事を転記しています。 新規記事は、連携している(https://ameblo.jp/hantintonkaigo)にて公開しています。

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